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データ活用

ナレッジグラフ

Knowledge Graph

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ナレッジグラフとは、データ同士の「関係性」をグラフ構造で表現したデータベース。「A社はBさんが担当で、BさんはC製品の専門家」という繋がりをAIが辿ることで、RAGより複雑な関係性の質問に答えられます。 #ジェネサプ #AI用語

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詳しい解説

ナレッジグラフとは、情報(エンティティ)とその間の「関係(リレーション)」をグラフ構造(ノードとエッジ)で表現したデータベースです。「GoogleはMountain Viewに本社がある」「Mountain ViewはカリフォルニアにあるアメリカのCity」のような関係性を体系的に格納します。

通常のRAG(ベクター検索)は文書の「意味的な近さ」で検索しますが、ナレッジグラフは「A社の担当者が関わるプロジェクトに紐づく技術課題は?」のような、複数の関係を辿る複雑な質問に対応できます。Microsoftの「GraphRAG」はナレッジグラフとRAGを組み合わせた手法として注目されています。

現場での使い方・事例

顧客関係の可視化:「この顧客企業にはどの製品を導入していて、担当者は誰で、過去にどんなトラブルがあったか」という複雑な関係性をナレッジグラフで表現することで、AIが「この顧客のリスク要因は?」のような複合的な質問に答えられるシステムが構築できます。

社内専門知識の体系化:「このシステムの担当者はAさん・Bさんで、関連する技術はC・Dで、過去のトラブルはE」という組織知識をグラフ構造で管理することで、「このシステムで問題が起きたら誰に聞けばいいか」をAIが即答できます。

よくある誤解

「ナレッジグラフは大企業の基幹システムの話」という印象がありますが、Notionのデータベースとリレーション機能は簡易的なナレッジグラフとして機能します。「人・プロジェクト・技術・顧客」を繋いで管理するだけで、組織のナレッジグラフ的な運用は今すぐ始められます。

代表的なツール・サービス

Neo4jMicrosoft GraphRAGNotion(簡易ナレッジグラフ的な使い方)

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